電子音が耳を劈く

6月の下旬ということで、そろそろ梅雨明けのせいなのか、朝から暑い。
自分の部屋の机上で数Bの教科書や問題集を突っ込み、共に昨日購入した文庫本も入れた。
正直、この文庫本はカバー*1がなかったら、周りからは変人に見られるだろう。
なぜなら、表紙には、タイトルとショートカットで鮮やかな黄色のカチュウシャ?リボン?をした二次元の女の子が書いてあるからだ。
流石に本屋で買うときは、気が引けた。なんと、えらく若い女性店員がそこに居たからだ。
しかし、気にしなかった。というよりも、気にするのが面倒だった。
本を購入し、家へ自転車を飛ばす。
家へ帰り、購入した文庫本をパラパラと捲ると、その文庫本には、栞が挟まっていた。それには両面に大きく、二次元のキャラクターが書いてある。
自分は二次元属性がないので、こういうのに「萌え」という感情は芽生えない。
まぁ、そんなことはどうでも良い。仕方なく、その栞を使用することを決意した。
学校では、SHR、休み時間、昼休み、六時間目のLHRは小説に没頭した。
友人に「何読んでるの?」と、何度も聞かれた。
返答するのが面倒で、その度に、左上に書いてある、この文庫本の題名を指差す。
「それ分かるわ。Amazonでなんか出てたわ。人気があるって。」「あ〜、それ結構有名だよね。エンディング曲とか。」
と、返答が。やはり、この文庫本は有名らしい。やはり、有名どころには触れておくべきだと思った。
まぁ、現在、80ページばかり読んだが、なかなか楽しい。非現実的だけどそれが良い。
小説読もうと思ってる方には是非お勧めします。(しかし、買うときに勇気がいるかもしれない。
ページ数も300ページもあるかないか。
あ、タイトルは何かというと・・・・察した人もいると思います。そう、涼宮ハルヒの憂鬱です。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

追伸:こんな話題ではオタクに見えても、しょうがないかも知れませんね。

*1:ここでは、書店で買うとカバーの上からに更に被せられる、死人の肌の様な色をしたアレのこと